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ONE OK ROCK - 人生×君= ロゴデザイン制作

ONE OK ROCK - 人生×君= ロゴデザイン制作

研ぎ澄まされた緊張感と、記憶のなかの「丸み」。『人生×君=』ツアーロゴ制作の舞台裏 ツアーロゴといえば、会場の熱量やインパクトに負けない力強く重厚なゴシック体が選択されることが多くあります。しかし、今作『人生×君=』ツアーの制作においては、その王道からあえて一歩踏み出し、「明朝体」の繊細な美意識と「手書き」のエモーショナルなラインを掛け合わせたロゴタイプへとアプローチしました。

ゴシックからの脱却——明朝×手書きが生む「緊張感」と「洗練」

ツアー全体が持つ壮大な世界観とライブの熱量を表現するため、エッジの効いた明朝体の骨格を採用。そこに生々しい手書きの質感を加えることで、ステージ上の張り詰めたような高い緊張感と、無駄を削ぎ落とした洗練された美しい佇まいを構築しました。

鋭さのなかに宿る、文字の「丸い感じ」

ただ鋭く格好良いだけのデザインではなく、言葉が持つ温もりや観客とのつながりを表現するため、文字の画数や端々に残る「有機的な丸み」を微小なグラフィックとして残しています。研ぎ澄まされた空間の中に、どこか血の通ったエモーショナルな表情が浮かび上がるよう微調整を重ねました。

【エピソード:恩師の言葉が教えてくれたこと】

デザインの詰めを行っている最中、ふと昔の上司に口癖のように言われていた**「文字の丸い感じを生かさないかぁー」**という言葉が鮮明に脳裏をよぎりました。

当時は何気なく受け止めていたその一言ですが、ツアーロゴとして研ぎ澄まされた緊張感を突き詰めるプロセスの中で、その「丸み」こそがデザインに生々しい表情と人間味を吹き込む隠し味になるのだと気づかされました。過去の学びと現在の表現が重なり合い、深く心に刺さるロゴタイプが完成しました。

TK4DESIGN